レントゲンがX線を発見して以来、医療分野では、主に骨や肺の病変を描き出す画像診断として積極的に利用されてきました。 |
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●骨折・骨病変の診断… | レントゲンは最も有用な検査方法のひとつであり、特に頭部・頚部や四肢の骨折で有用性が高い。また骨粗鬆症の骨塩定量にも用いられています。 |
●胸部X線… | 肺癌、肺炎、結核、胸水、気胸をはじめ、非常に多くの肺病変の診断に利用されています。 |
●腹部X線… | 腸閉塞や腹水、腹腔内、胆石、尿路結石の空気の様子を診断するのに利用されています。 |
●X線断層撮影… | 体の横切り(断面)の映像を撮影。深部(内部)の位置関係を知ることが出来ます。 |
●上部消化管X線造影… | 造影剤のバリウムを使い、食道、胃、十二指腸の病気と診断のために行われます。特に食道がん、胃がん、胃・十二指腸潰瘍の診断に欠かせない検査です。 |
●注腸造影… | 大腸全体に異常がないかを調べる検査です。大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸結核の診断に欠かせません。 |
●血管造影… | 細い管(カテーテル)を介し、血管内に造影剤を入れます。血管が白く映り、詳しく観察できます。 |